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生まれて初めてパチンコホールに足を運んだ。30代後半のアラフォー男子ともあれば、一度は遊技したことがありそうなものだけれども、実はこの年まで一度も遊技したことがない。ついでにいえば、競馬や競艇といったような公営ギャンブルも未体験だし、宝くじも買ったことがない。ここまでギャンブルと縁遠い生活を送っていたのならさぞかしすごいビギナーズラックに恵まれるかと期待してみたが、30分もしないうちに手元から7000円が消えた。

その間、一度も期待値の高い演出も見ることなく終了である。パチンコなんて二度とやるものかと思いながら、友人が遊技するのを見守っていたら友人は2.8万円勝ち。むむむ。納得いかないまま店を出て、その足でまごわやさしいに向かった。

 

田町の「まごわやさしい」とは?

今回のコースメニューは、

 

・エビイモの含め煮
・やわらか蕪のかにあん
・舞茸の天ぷら
・わかめのイタヤ貝のぬた
・秋鮭のちゃんちゃん焼き
・栗ご飯
・クリームあんみつ


の計7品。

メニューを見ると「舞茸の天ぷら」の文字を見つけた。今でこそスーパーで気兼ねなく買える舞茸だけれども、たしか子どもの頃は栽培技術が確立されて間もないといった状況で、食卓で見かけることなどないに等しい食材だったなぁ。貴重だったものが気兼ねなく食べられるっていうのはありがたい話だよね、一方で四季の移り変わりによって旨いモノも移り変わるということが実感しづらくなっていることは少し残念だけれども。

季節の旨いモノとはなんなのか?を直球で伝えてくれる「まごわやさしい」の料理の数々に今夜もうならされる。独創的でなくてもいいから、今後も旬のおいしいものを提供してくれたらなぁと思う。それと日本は地域によって食文化も細分化されているので、郷土料理なんかも食べさせてもらえたら食事しながら次の旅行の計画を考えたくなりそうだ。旅行といえば、京都に行ってきた。といっても9月も半ばの話なので、秋の気配を感じるにはまだ早く、夏の残り香を楽しむような旅行だった。

あつあつの秋鮭のチャンチャン焼きが運ばれてきた。ホイルをあけると湯気とともに味噌の香りが鼻をくすぐる。それにしても、秋鮭なんて季節を冠した食材が出回る時期になったのかー。ついこないだ京都に行ってきたと思っていたのに、すっかり秋になっていた。

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今回のレシピ

ぬたみそ」

 

米みそ 大さじ1

みりん 大さじ1

砂糖 小さじ1

醤油 小さじ1

ゆずの皮のすりおろし 少々

 

すべての材料を混ぜ合わせる。

 

ゆでた野菜などにつけてお召し上がりください。

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