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あっという間に2014年も終わりが近づいてきた。日々が充実していると1年が早いともいうし、内容の濃い日々を過ごしていないと1年が早いとも言う。今年は良くも悪くも充実した1年だった。あっという間に年末になってしまったようにも思うし、振り返ってみれば、あんなこともあったしこんなこともあったと色んな出来事を思い出す。
今回のコースメニューは、
・セロリの胡麻金平
・茎わかめのあっさり煮
・きのこのかき揚げ
・山芋の切り干し出汁浸し
・鰆のみそ包み焼き
・鯖寿司風土鍋ご飯
・アボカドのレアチーズケーキ
の計7品。
「まごわやさしい」のコースをご紹介するのもこれでちょうど折り返し地点。毎回800字前後の文章ならばなんとかなるだろうと思って始めたのだけれども、何かと予期せぬイベントが多発して存外に大変な半年だった。このコラムとの因果関係はたぶんないと思うけれども、今年に入ってから「まごわやさしい」は連日大盛況で席の確保も大変だ。そんな中、撮影のためにといつも2階の一番奥にある席を使わせていただいている。店長をはじめスタッフの皆様ありがとうございます。
この連載を始めてから1つ自分の中で変化したのは、日常の中で『季節感』を強く意識するようになったこと。花屋の前を通れば旬の花ってなんだろう?と気に掛かるし、出かけるにしても旬を意識した場所へと出かける機会が増えた。行動範囲がぐっと広がったように思うし、新たな出会いもたくさんあった。和歌や俳句には必ず季語が必要なわけだけれども、昔の人はこうやって食や外の景色など季節毎の小さな変化を楽しんでいたんだろうかと思いを馳せた。来年は古文でも読んでみようかな。

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